A列車で行こう3D攻略、12マップ目「トンネルを抜けると」
難易度:いばらの道
用途指定地域:あり
期限:5年以内
クリア条件
・新幹線開通
・総資産2000億円以上
・商業比率80%以上
・娯楽比率50%以上
独自ルール
・環状線使用禁止
車両は必ず始点と終点で折り返し運転をさせる
できれば特急運転を目指す
・資材以外の資源使用禁止
【このマップについて】
最後のマップとだけあって普通にプレーしても難易度は高い。
一見、木材が豊富で製材所と伐採所をセットで建てれば何処までも利益を伸ばせそうに思えるが、プレー開始後2,3年で仕入・販売価格差が急激に小さくなる。立上げ時の資金確保目的で投資する分には良いが、メイン事業にしてしまうと先細りになるので注意されたし。その他、地下資源調査で一之川、姥輪地区に少量ながら石油が発見される。こちらも価格差は小さく、無理に利用する必要はない。
商業比率80%については、街をいつも通り発展させていけば達成は容易ではある。ただし、マップ開始時点での公共交通利用率は40%と低い。対策が必要となる。娯楽比率の上昇は自力で子会社を建設することになるだろう。1%上昇させるのにおおよそ6〜7億円程度の投資が必要となる。各駅に劇場を設置しつつ、どこかの駅に遊園地Bや歌舞伎劇場、スタジアムA等の高額物件の設置が必要になる。これらは広い土地を必要とするので予め土地は確保しておきたい。
総資産2000億円を5年で達成するには借金によるバランスシートの拡大は半ば必須。その為にも株式公開及び高い格付けを確保したい。格付けは高いほど融資限度額が大きくなる。資金は前述の娯楽施設整備の他、新幹線誘致にも必要なのでいくらあっても足りない。
【新幹線誘致について】
その新幹線誘致についてだが、まず開始3年経過後にプランから実行可能になる。プランに必要な額はズバリ900億円。非常に高価な買い物なので、実行は一番最後になるだろう。また、運輸比率が急激に上昇するので、他の産業を押し下げる事になる。その為、誘致前までに商業・娯楽の必要な産業比率を確保しておきたい。
建設はまず駅から始まる。この駅は拡張可能で在来線のホームも設置できる。駅の建設には資材が必要となる。1日2個消費し、180日後に完成する。駅の完成後にようやく新幹線用の線路の敷設が始まる。高度2Fの専用の高架線路。駅の両端からこの線路が敷設されてゆく。そのため完成を急ぐ時はなるべくマップ中央に設置すると良い。このマップだと、例えば下図の様なマップ北部の小川の東隣である。
この位置だと線路敷設は109日後に完了、新幹線が開通する。つまり、新幹線誘致の実質的なタイムリミットは1986年の6月15日となる。
因みに新幹線誘致費用は繰延資産となる。毎年200億円近く償却されるので法人税対策にはなるが、資産2000億円達成は新幹線誘致前に済ませておきたい。
【経営計画】
株式公開は必須となるので、充分な利益を上げていきたい。
線路は複線で設置。なるべく長距離を敷設して公共交通利用率上昇と乗客を確保したい。それでも、大きな街もないので序盤は鉄道利益だけでは黒字の確保は難しい。そこで子会社の売却益で黒字を確保する。街中に中層ビルを建てれば建設費のおよそ倍の価格で売り出しできる。
3年目に株式公開。及び商業・娯楽比率の目標達成、借金による資産2000億円を目指す。4年目に拡大した融資限度額を活用し新幹線建設を目指す。
【夜の底が白くなった】
このマップでは開始時点で地下鉄技術を取得している。
因みに、マップタイトルや車掌が芸妓にほの字になるエピソードから
川端康成「雪国」が連想できるので、このマップのモデルは新潟県湯沢町と思われる。
図は国境のトンネルと思わしきもの。
今回は環状線を設置しないので、中迫(マップ下)から
岩畑、湯佐を通り舞戸(マップ上)まで一気に複線線路を敷設。
複線のダイヤ設定のコツは、一部の中間駅で列車の時間間隔を確保する事。
このようなダイヤにしておけば、営業時間を設定なくても
深夜・未明は自動的に列車は停まる。
車両開発。初期収録シナリオ最後という事もあって世紀末風デザイン。
あと6回ほど改良を重ねたい。
岩畑付近の様子。中層ビルで売却益を得る。駅ビルがあると値が上がり易い。
奥の空き地は歌舞伎劇場予定地。こいつは広い土地が必要なくせに
かなり発展した市街地を必要とするため設置場所が難しい。
だから良立地を自力で作ってやる。
空気嫁愛好家の如く、車両改良を重ねる。
2月、3月に運賃値下げ。利用率上昇を狙う。
運賃を値下げた後に値上げをしても利用率は低下しない。
4回値下げをした後、4回値上げをする。
中迫の様子。資材の供給をコントロールして駅一つ一つで売却益を得ながら発展させていく。
1年目終了。別途売却益を175億円確保。
【スケジュール通りの展開】
きみたちは大事な労働力なんだ(#^ω^)
湯佐駅に進出。焼畑農業の如く、子会社売却を主要駅毎に繰り返す。
因みに初期からある市街地以外にも駅は設置しているが、
開発予定がないのでそれらは仮乗降場である。
売却を繰り返すと従業員の士気が低下する。
旅客や子会社の利益が小さいうちのみに留めたい。
曲がりなりにも、鉄道会社救世主完成。早速置き換え。
湯佐・岩畑間の新駅予定地。ここにスタジアムを設置する。
自動発展は殆どさせていないが、商業比率が大きくなってきた。
商業比率が100%に達してしまうと、
中層ビル等の商業施設で売却益を得にくくなってしまう。
比率に余力があるうちにスタジアムとその周辺環境を整備する。
スタジアム周辺の環境を整備中、商業比率80%を達成。
2年目終了。売却益は329億円を確保。
3年目は運賃値上げやスタジアムで鉄道・子会社利益を出していきたい。
スタジアム完成。最寄駅から徒歩3分34秒である。路面電車も整備。
1年目は30億円、2年目は85億円も稼いでくれた。
スタジアム建設で娯楽比率49%まで到達。劇場等を建設して50%達成。
不況だぞ?毎度毎度、何でお前はそんなに嬉しそうなんだ?
年度末、舞戸付近に工場設置。新幹線工事用に。
年度末ぎりぎりに限度額まで借り入れようやく総資産2000億円到達。
そのまま、新幹線誘致費用に充てる。
【延期は悪いことじゃない】
3年目終了。子会社利益が想像以上に伸びた。売却益は118億まで減少。
4年目に新幹線開通を果たせそうである。融資限度額に余裕はないが新幹線誘致を指示。
新幹線開通にあわせて走らせる特急車両の開発を指示。世紀末覇者風デザイン。
最後の車両開発となる。いろいろな意味や想い、ネタを込めて。
新幹線駅完成。舞戸地区に設置した。
このように駅の両端からマップ外に向かって線路が伸びる。
少し早いが特急運転開始。湯沢町がモデルとあってやはり特急名は「トキ」だろう。
特急ダイヤは時間計算と試行錯誤の連続である。コツは、強いて言えば気合と根性。
おらが町に新幹線開通。クリア目標達成。
この後、新幹線誘致に使った借入金を返済できずに倒産したのはまた別の話。
【拙作のご紹介】
A列車で行こうシリーズは箱庭の楽しさや映像表現に重点を置いているように感じます。今回はストイックに攻略するプレーを紹介しましたが、このゲームの楽しみ方は色々あると思います。各人のプレースタイルの一つの参考になれば幸いです。
さて、ちょくちょく紹介させていただいてます拙作「鉄道事業戦略」についてすこしお話致します。どんなゲームかと言いますと、鉄道会社の経営シミュレーションゲームなんですがこちらはストイックな経営を楽しむつくりになっています。
例えば人件費を削るとストライキが起きますが、悲しいかな人件費を削減しないと経営は成り立ちません。乗客の動きも正確にシミュレートされています。特急設定をすればそちらを優先して乗車します。 完全版には特急ダイヤを設定し高速度で乗客を運ぶことが経営戦略上重要になりますし、乗換案内までついています。どんなダイヤも1分もかからず簡単に設定できます。
完全版は有料ですが、無料版もあります。まずはこちらをお試しいただければと思います。お試しは下記から。
