前回に続いて武具の取扱品目を増やしていきます。

鎖かたびら生産のために鉱山や伐採所を増設します。

鍛冶工房の生産設定。ミニマップなどを確認しながら、
鋼の剣用の鉱山と同じにならないように気を付けます。
あとは武器屋に卸すだけです。

ここまでコリーやパンジャの国に一切武器を卸してきませんでした。
これからも変わりません。その理由を解説します。
仮にキートの街に武器屋を作ってこん棒を卸してみます。

キートの街に来る前は補正攻撃力0だった勇者が

+5がついています。
勇者は訪れた街で在庫が十分にある武具を装備して次のダンジョン(or街)へ向かいます。
※勇者のレベルも上がっていますが、
これは街やダンジョンに到着するたびに無条件で上がります。

こん棒を装備した勇者はモンスターとの戦いを有利に進めることができます。
このあとダンジョンをクリアすると、勇者の装備していた武具は壊れてしまい、
次の街に売られている武具を新しく装備することになります。
また、その街で需要のない武具は勇者も装備しようとしません。
このシナリオでは勇者に武具を装備させるのは悪手です。
何故なら、それだけ進攻速度が上がってしまい、早く魔王を倒してしまうからです。
勇者が魔王を倒して最後のダンジョンを攻略すれば、ゲーム終了です。
その時点で目標金額の800,000Gがなければ敗北です。
ですのでプレイヤーにとっては、現金を稼ぐための時間を得るために
勇者が魔王を倒すのを出来るだけ遅らせる方法を考えなければいけません。

さて、話を戻して、次は光の剣を生産販売しましょう。
光の剣の材料は金と木炭です。
金鉱山を作ります。建設費は20,000G也。

光の剣は鍛冶工房で作れます。

要領はほかの武具と同じですが、光の剣は15ヶしか生産できません。
ナシオンで需要が20あるのでそこに卸します。
この場合、光の剣は常に売り切れの状態なので
勇者はナシオンの街を訪れても光の剣を装備できませんが
勇者の進攻速度を上げる必要はないので問題ありません。

次は天使の衣です。金と羊毛が必要ですので、金鉱山と農場を新設します。

天使の衣は機織工房で生産します。
こちらも15ヶしか生産できないので、
ナシオンの街のみに卸します。

1日で10,000G近く稼げるようになりました。

資金をためる前に勇者がこれから通る街道を破壊しておきます。
草原は街道の有無に関係なく1マスを1日で進みますが、
街道がないと森林や砂漠・海は1マスにつき2日、丘陵は3日、
高山は5日、毒の沼は8日かかります。
コリーの街であえて商売しなかったのは、
街道を破壊する必要があったためでもありました。
あとは何もしないで資金がたまるのを待ちます。

現金が1,200,000Gに達し、完全勝利でクリアしました。
今回は現金を稼ぐ時間が必要だったため
勇者の進攻を妨害する経営戦略をとりました。
(もっとも結果的には余裕をもってクリアしましたが)
しかし、別のシナリオだと、期限内に世界平和を達成する勝利条件もあります。
その場合、勇者の進撃速度を上げなければいけないので、
勇者がこれから訪れる街にできるだけいい武具を卸す、進攻ルートで街道を整備する
など今回とは真逆の経営戦略をとる必要があります。
武器商人として、うまく立ち回ってください。
ご健闘を祈ります。